2009年12月14日

マツコの部屋

今の時代をうまくつかんだ番組、マッドハカセはこれだと思います。



その理由は…



可能性を感じます。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:54| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月11日

顕在意識≠ニ潜在意識

先日ある方から、アンケート結果と実際の市場動向が一致しないというお話を聞きました。
そのことについて悩んでおりましたが、これは普通のことです。
莫大な資金を投入しても、アンケート結果から市場動向やこれからの市場予測を行うことはできないとマッドハカセは思っています。


たとえば、「どんなウインナーが欲しいですか?」とアンケートで聞いてみると、必ず返ってくる答えが、「野菜入りウインナー」だそうです。しかし、野菜入りウインナーなど売れたためしがないようです。

それはどうしてでしょうか?

人には、顕在化した意識潜在化した意識があります。

顕在化した意識≠ニは、表向きの形にあらわれて在する意識です。
潜在化した意識≠ニは、意識しないが、行動や考えに影響を及ぼしている心の働きです。

前者は「これって、こうゆうことなんだよね。知ってる」といった感じでしょうか。
後者は「そうそう、こういうモノが欲しかったの!」といった感覚ででしょうか。

アンケートを記入する場合、前者の顕在化した意識≠ナ答えている、もしくはそうでしか答えられないため、ありきたりの結果しか得られないのは仕方がありません。事実を聞くこと以外は、アンケート調査は役に立たないと思った方がよさそうです。

つまり、潜在化した意識≠調査する手法はアンケートでは無理があるのです。
しかし、一つだけ方法を示すとすれば、アンケートと実際の市場動向の矛盾点に着目し、それを細かく分析することである程度潜在化した意識≠知ることができますが、それも確実な手法とは言えません。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:43| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月07日

アウディの「経験価値マーケティング」

不況の風を真っ向から受けた自動車業界は、試乗会などのイベントを縮小しつつあります。

そんな中、従来型のプロモーションとは一線を画す取り組みで注目を集めるのは、ドイツのブランドアウディです。
「アウディフォーラム東京」で毎月行われるイベントは、単なる「新車発表会」の域を超えて、「アウディユーザー体験」を提供する斬新なマーケテイングの場となっています。

7月にはアウディA5カブリオレを主役に「夏祭り」をテーマとしたイベントを行ったそうです。会場内には、綿あめ屋台や射的のアトラクションが並び、浴衣を着たお客さんたちが縁日さながらに遊ぶ姿が見られる中、オープンカーに同乗し夏祭りの楽しいひと時を体験するのです。

audi_001.jpg A5

10月には「初雪」をテーマに、SUVのQ7のイベントが開催されたそうです。雪山の中をバックに撮影できるサービスがあり、合成写真の中にQ7ユーザーとなった自分の姿を見ることができるというイベントです。

audi_002.jpg Q7

アウディの試みは近年注目を集める「経験価値マーケティング」ととらえられます。シュミットが提唱したこの手法は顧客が製品を購入し使用する際の経験価値をデザインしていこうという考え方です。

人は何かモノを買う際、純粋に利益だけを判断基準とするのではなく、情緒的感情的な理由が左右されがちなのです。手に入れたモノを使うときにはその機能を発揮してもらうだけでなく、使っているときの楽しさやそれによって開ける世界があって初めて満足できるのです。だから購買と使用過程での経験に満足してもらうマーケティングが必要であるといいます。

アウディのイベントはまさに、車を手に入れたらどんな楽しいことが待っているのだろうと沸き立つような感情を、リアルな体験を通して抱いてもらうことに成功しているのです。

(2009年12月7日 日経MJより)


アウディのマーケティング手法の良さはこれだけではありません。
アウディが持つ性能・機能、そしてストーリーをうまく消費者に伝えているところも評価できます。

メルセデス・ベンツはステータスを、BMWが自己実現を消費者に伝えていますが、生活に余裕のある人に伝わるメッセージです。この不況の中で節約を心がけている消費者には、これらのメッセージは伝わらないどころか、避けられてしまいます。(だから少し高くてもハイブリットカーなんですね)

むしろアウディのような性能・機能、ストーリーの方が消費意欲の段階が低く、今の消費者には伝わると思われます。それを踏まえて「経験価値マーケテイング」をしていますから、その価値が十分に伝わるのです。

なんとなくですが…
アウディの戦術は、ユニクロに似ている気がします。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:54| 秋田 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

「ローヤル」のボトルデザインには… 

サントリーから発売されている、ウイスキー「ローヤル」。
ボトルデザインが独特で、ワンランク上の大人のウイスキーという印象があるかと思います。

royal_001.jpg

◆◆◆◆◆

ローヤルは、日本のウイスキーの父であり、サントリーの初代マスターブレンダーである鳥井信治郎の最後にして最高の名作です。日本人が本当においしいと感じる味わいを求め続け、彼が完成させたブレンド比率はまさに「黄金比」と呼ぶにふさわしい極み。人間が美しいと感じる造型が黄金の比率からできているよう に、ローヤルもまた「黄金比」のブレンドから生まれます。

(サントリーHPより、http://www.suntory.co.jp/whisky/royal/index.html

◆◆◆◆◆


ローヤル独特のボトルデザインには、理由があるようです。


◆◆◆◆◆

ローヤルのあの独創的な、他のどんなウイスキーにも似ない瓶。その形は、漢字の「酒」のつくりの部分、「酉」をかたどっています。この文字は、十二支の十番目の「とり」にあたると同時に、酒の壺、酒器をも意味します。また、微妙なカーブを描く栓は、山崎蒸溜所の奥にある神社の鳥居にちなんだものです。40年経った今も世界の人々に愛され続けているこのボトルデザインは、まさに鳥井信治郎の傑作ウイスキーにぴったりの意匠といえるでしょう。

(サントリーHPより、http://www.suntory.co.jp/whisky/royal/index.html

◆◆◆◆◆


栓のデザインは、山崎蒸溜所の奥にある神社の鳥居にちなんだものだったのです。
収益の1/3を社会文化活動に使っているサントリーならではのデザイン発想ですね。

royal_002.jpg (山崎蒸溜所の奥にある神社の鳥居)

なんだか、「ローヤル」が飲みたくなりませんか?

水割りで… ロックで… ハイボールで…

そして、鳥井信治郎さんの思いを感じながら…


「ローヤル」のストーリーを知ったからこそ、飲みたくなり、その価値が生まれたのではないでしょうか。
商品のストーリーを伝えることは、こういった意味でとても大切なのです。


つまり、商品の価値はモノ自体にはないのです。

どんなにいい品質でも、どんなにいい技術でも、
それらに価値があるから売れるのではないのです。

消費者の中でその価値が認められてから、
はじめて「欲しい」と思われ、売れる≠謔、になるのです。

その価値をつくり、認めさせるのが「商品のストーリー」なのです。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 01:20| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲みモノ・お酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

新しい発想の手がかりに

アートディレクターの佐藤可士和さんが日経新聞の「クリエーティブ書籍特集」で、次のように話されていました。

◆◆◆◆◆

いま求められている創造的思考による問題解決

いろいろな視点から問題点を見て創造的に解決していこうという思考法がクリエーティブシンキング。企業の規模が大きくなればなるほど何事も縦割りで進み、問題点を決まったやり方で解決しようとしがちだ。ただ、それでは出口が見えないとき、そこに横ぐしを刺して横断的に考えてみることで新たな視点が見えてくる。

(2009年11月29日 日経新聞より引用)

◆◆◆◆◆


脳科学者の茂木健一郎さんは、創造性は意欲×過去の経験という掛け算で表すことができると言っています。

本を読む人は、「意欲」が高いと思われます。
「過去の経験」は、本を読む数をこなせば、それなりに持つことができると思います。

創造性や創造的視点は、本を開くことから身についていくのですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 01:30| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月01日

男鹿のやきそば、好調な売れ行き

ローソンで販売された「男鹿のやきそば」が好調な売れ行きだそうで、販売期間を延長するそうです。

oga_yakisoba_001.jpg oga_yakisoba_002.jpg

◆◆◆◆◆

コンビニエンスストア大手のローソン(東京、新浪剛史社長)は、10月末に県と包括協定を締結した際に発売した「男鹿のやきそば」の売れ行きが好調なことから、販売期間を延長し、今月以降も東北6県の店舗で取り扱う。

男鹿のやきそばは、協定の記念商品として東北のローソンで売り出された県産食材を使った6品のうちの一つ。販売期間は11月末までの予定だった。記念商品が店頭に並ぶ期間は通常4週間程度で、期間延長は珍しいという。

延長に伴いリニューアル。従来の商品価格はやきそばとしては高めだったため、60円値下げした320円で売り出す。めんは30グラム増やして280グラムにし、ボリューム感を出した。今月8日から県内店舗でリニューアル商品を発売し、東北の他県では22日から切り替える。

(2009年12月1日 秋田さきがけより引用)

◆◆◆◆◆


「男鹿のやきそば」 と 「男鹿のイメージ」 と 「手頃さ」

買う人の中で、これらがうまく結びついたから売れたのだと思われます。

どこにでもあるような塩焼きそばに、ちょこっと男鹿のスパイス(しょっつる)を加えたミニマムな商品開発。
これが解りやすさと、イメージのしやすさを創りだしたのでしょうか。

いい感じです!
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:24| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

男鹿のやきそば

「男鹿のやきそば」が、ローソンで販売されています。

oga_yakisoba_001.jpg oga_yakisoba_002.jpg

デビューは昨冬だったかと記憶しています。
この短期間で注目され、ローソンの商品になったことは素晴らしいことです。

学生コラボのようなタダの商品化ではなく、地域を巻き込んだ企画としては、かなりのスピード出世ではないでしょうか。そしてこの開発の背景に、企画の良さと組織力の素晴らしさも感じられます。

先日「本の交流で、秋田の文化の向上を!」の大雪さんと、「男鹿のやきそば」についてお話しました。
大雪さんは、「男鹿のやきそば」を提供するお店の幟(のぼり)やラベルなどが統一されているところが良いとお話されていました。

oga_yakisoba_003.jpg

確かに、ロゴのように統一された「男鹿のやきそば」の文字は、背景と補色の関係にあり、見た人にインパクトを与えたと思われます。また、商品自体に男鹿≠イメージできるわかりやすさがあることも、人気となった理由の一つではないでしょうか。

これに、開発のコンセプトやストーリー性をうまく伝えることができれば、さらなる広がりがありそうです。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 00:26| 秋田 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

ヴュジャデに出会う

ヴュジャデとは、IDEOのトム・ケリーが『イノベーションの達人!』という本の中で使っている造語で、いつも経験しているものに驚きを感じることを言います。
ヴュジャデの反対が、経験していないものに既視感を感じるデジャヴュです。

  ヴュ・ジャ・デ ⇔ デ・ジャ・ヴュ

モノづくりやデザインにとって情報収集はとても大切ですが、それを整理する中で情報の違った側面に気付くことがより大切です。つまり、普段見ているものに対して驚きを感じられるような新しい視点を自分自身のなかで発見することが重要なのです。

このようなヴュジャデに出会うためには、どのようにしたらよいのでしょうか?

ヴュジャデに出会うための、情報の見方、ポイントは次の通りです。

・ 軸を変えてみる
・ いくつかのものを並べてみる
・ 異なる者同士をつなげてみる
・ 言い換えてみる
・ 文脈の中でみる
・ 見たものを他人に話してみる


ニュートンが万有引力を発見したのも、ヴュジャデに出会ったからだと言われています。

(参考:棚橋弘季 著 『デザイン思考の仕事術』 日本実業出版)

ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術

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  • 作者: 棚橋 弘季
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2009/06/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:32| 秋田 | Comment(0) | TrackBack(0) | 発想法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

顕在ニーズと潜在ニーズ

顕在化したニーズを追いかけてモノづくりをしても、売れるモノにはなりません。
そのためにも潜在化しているニーズを掘り起こさなくてはいけないのですが、これが難しいのです。

  顕在化 : 形にあらわれて存在すること
  潜在化 : 外には現われず、内部に、目立たないで存在すること

実際にはアンケートなどでニーズを探ろうとしますが、大体が顕在化したニーズしか掴めません。



ある大手食肉加工メーカーの商品開発のお話です。

「どんなウインナーが欲しいですか?」とアンケートを取ったところ、返ってくる答えが「野菜入りウインナー」だったそうです。しかし、野菜入りウインナーは売れたためしがないそうです。
このようにアンケートでは、顕在化したニーズしか出てこないため、消費者の本心が見えないのです。

説明を求められたとき人は、自分がなぜ買うのか、何が欲しいのか、説明できないのです。



11月18日放送、めざましテレビ(5:25〜8:00)の『ココ調』で「トマト鍋人気」を特集していました。

この冬、最も熱い視線を浴びているのが「トマト鍋」だそうで、その人気の秘密とは一体何なのかを調査していました。その結果…

  「美肌効果」
  「リコピン」
  「〆のおじや」

しかし、この要素を他のモノに応用して売れるモノになるでしょうか?
おそらく売れません。これもアンケートで得た『顕在ニーズ』だからです。

では、『潜在ニーズ』はどこにあるのでしょうか?

番組の中で一人の主婦が「トマト鍋」についてお話していました。

  「トマトのダシがおいしい」
  「冷蔵庫の中のあまりモノが使えて、経済的」
  「簡単にできる」

つまり…

  『おいしく、無駄がなく経済的で、手軽

こちらの方がピン≠ニきました。
おそらくこれがホントの人気の秘密!!
『潜在ニーズ』かもしれません。



これがそうだとすれば…
潜在ニーズ』は、聞く≠ナはなく聴く≠アとで得られるのではないでしょうか。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 00:28| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

市民りんご園と市販のりんご

先日、市民りんご園で林檎狩りをしてきました。
年間9,000円ほどで林檎の木1本のオーナーになり、1本丸々狩れるのです。

さて、林檎狩りのりんご1個とスーパーで買うりんご1個、どちらが安いでしょうか?


A : 林檎狩りのりんご


B : スーパーのりんご


apple_001.jpg  apple_002.jpg (右はアップルランドの足湯、参考まで)

今回のりんご狩りの木の種類は「ふじ」でした。
同じ「ふじ」の6個入りが、大手スーパーでは299円で売られていました。

1個あたり  299円 ÷ 6個 = 49.8円

林檎狩りで取れたりんごから、少々傷んだモノを除くと180個でした。

1個あたり  9,000円 ÷ 180個 = 50円

ほぼ同じ値段になりますが、わずかに林檎狩りのりんごの方が高いですね。
それでも、林檎狩りの体験や1本の木のオーナーになれたことが付加価値となり、林檎狩りの方が安く感じてしまうから不思議です。

もちろん、林檎狩りのりんごの味は抜群です!


正解 : B
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 00:32| 秋田 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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