ボトルデザインが独特で、ワンランク上の大人のウイスキーという印象があるかと思います。

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ローヤルは、日本のウイスキーの父であり、サントリーの初代マスターブレンダーである鳥井信治郎の最後にして最高の名作です。日本人が本当においしいと感じる味わいを求め続け、彼が完成させたブレンド比率はまさに「黄金比」と呼ぶにふさわしい極み。人間が美しいと感じる造型が黄金の比率からできているよう に、ローヤルもまた「黄金比」のブレンドから生まれます。
(サントリーHPより、http://www.suntory.co.jp/whisky/royal/index.html)
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ローヤル独特のボトルデザインには、理由があるようです。
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ローヤルのあの独創的な、他のどんなウイスキーにも似ない瓶。その形は、漢字の「酒」のつくりの部分、「酉」をかたどっています。この文字は、十二支の十番目の「とり」にあたると同時に、酒の壺、酒器をも意味します。また、微妙なカーブを描く栓は、山崎蒸溜所の奥にある神社の鳥居にちなんだものです。40年経った今も世界の人々に愛され続けているこのボトルデザインは、まさに鳥井信治郎の傑作ウイスキーにぴったりの意匠といえるでしょう。
(サントリーHPより、http://www.suntory.co.jp/whisky/royal/index.html)
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栓のデザインは、山崎蒸溜所の奥にある神社の鳥居にちなんだものだったのです。
収益の1/3を社会文化活動に使っているサントリーならではのデザイン発想ですね。

なんだか、「ローヤル」が飲みたくなりませんか?
水割りで… ロックで… ハイボールで…
そして、鳥井信治郎さんの思いを感じながら…
「ローヤル」のストーリーを知ったからこそ、飲みたくなり、その価値が生まれたのではないでしょうか。
商品のストーリーを伝えることは、こういった意味でとても大切なのです。
つまり、商品の価値はモノ自体にはないのです。
どんなにいい品質でも、どんなにいい技術でも、
それらに価値があるから売れるのではないのです。
消費者の中でその価値が認められてから、
はじめて「欲しい」と思われ、売れる≠謔、になるのです。
その価値をつくり、認めさせるのが「商品のストーリー」なのです。