入り口上に、大きな「なまはげ」の面があるお店です。
お店の中に入りますと、男鹿市にある男鹿真山伝承館に似た感じで、今にも「なまはげ」が出てきそうな雰囲気です。大座敷にはテーブルの代わりにお膳が置かれていて、もてなされた「なまはげ」の気分が味わえます。
マッドハカセは、奥の小部屋に通されました。
そこもテーブルではなく、コタツが置かれているのです!
しかも、昔ながらの豆炭のコタツです。
明治・大正時代の男鹿にいるような錯覚を抱いてしまいました。
ということで、男鹿の伝統料理「石焼鍋」を注文することにしました。
石焼鍋は、ダシを入れた木の桶に魚などの具を入れて、熱した石を放り込んで調理します。石を放り込んだ瞬間に木桶の中が沸騰しはじめ、“あっ”という間に調理されてしまいます。
さて、その一部始終を見てみましょう。
まずは、味噌とお椀が運ばれてきました。ということは、ここで調理がはじまるわけです。
これを見ているだけで、なんだかワクワクしますね。
次に鍋が運ばれてきました。
この中には、魚やカニなどの魚介類がたくさん入っています。
ここで味噌で味付けします。
二回、三回と味をみながら入れていきます。
いよいよ過熱された石の投入です!
“ジュジュジュ…”と音を立てながらゆっくり入れていきます。
最高のパフォーマンスですね!
過熱された石を3個くらい入れると、鍋が沸騰してきます。
続けて石を入れ、全部で5〜6個入れます。
最後に海藻を入れてできあがりです!
さて、お味は?
いろんな魚介類の味が複雑に絡み合い、ダシの具合も絶妙で、最高においしいですよ!
過熱した石を“ジュジュジュ…”と入れるときに味噌が焦げるせいか、香ばしさもあります。
石焼ビビンバのお焦げがおいしいのと似てますね。
今回は、どぶろくと合わせて頂きました。
最高の組み合わせです!
さらに、魚の干物を七厘で焼いていただきました。
このようにおいしいモノがたくさん揃っている秋田ですが、なぜか蒲鉾やちくわなどの加工品はあまり見かけませんね。それは、素材そのものをおいしく調理する方法を知っているからかもしれません。
イイ素材を、ミニマムに、シンプルに調理することで、最高のご馳走になる…
それが『石焼鍋』なのです。
「よその者の目」は、それを探しているのです。
以前お話した「横手鍋」、これを越えなければ「ホンモノ」になりません。
イイ素材を、ミニマムに、シンプルに…
これがポイントですね。




石焼鍋おいしそうですね。
非日常の空間で、
鍋ができるところを見ていると
楽しそうです。
石焼鍋をレトロな雰囲気のところで、
というのは、いいですね。
おいしいものを、ゆっくりできる場所で、
いただくと、気分もよくなります。
味も重要ですが、雰囲気も大切です。
自分のために目の前で作ってもらえるという
のも、
石焼鍋のいいところかもしれないです。
石焼鍋の見せ方や作り方も、
他の鍋にはないものがあります。
そこにしかないものという感じが、
石焼鍋にはあります。
横手鍋も雪割り鍋とかにネーミングを変えれば、
少しは、違うかも。
季節を限定してその時期しか食べられないというものにすれば、
希少性があっていいかな。
低温冷蔵と雪の保存は違うというのも
アピールして、見せ方次第だと思います。
素材はいいのですから。
マッドハカセさんは、29日(土)と30日(日)に
横手で行われる全国発酵食品サミットに行かれますか?
30日の横手市外・県外のお客様対象の酒造見学会
どうして秋田県民は行けないのでしょうね。
せっかくの見学会なのに、残念です。
非日常の空間で魅せる「石焼鍋」は、最高です!
雰囲気を味わう食べモノは、味はさておき…というものが多いですが、「石焼鍋」は違いますね。
「うまい」の一言です!!
石焼鍋を見てしまいますと、横手鍋のアイデアはイマイチ…ですね。この石焼鍋のインパクトを超えない限り、横手鍋はきりたんぽ鍋に勝てないかもしれません。
「雪割り鍋」
ワクワクする名前ですね。
何が出てくるのだろう?と想像が膨らみます。
横手は「かまくら」で有名ですから、とてもわかりやすいストーリーです。これであれば、石焼鍋やきりたんぽに対抗できますね。
29、30日は温泉巡りへ行く予定なので、そのついでに全国発酵食品サミットを覗いてみようと思っています。
しかし、酒造見学会はどうして秋田県民は行けないのでしょうか?
マッドハカセも残念です。