2009年11月20日

顕在ニーズと潜在ニーズ

顕在化したニーズを追いかけてモノづくりをしても、売れるモノにはなりません。
そのためにも潜在化しているニーズを掘り起こさなくてはいけないのですが、これが難しいのです。

  顕在化 : 形にあらわれて存在すること
  潜在化 : 外には現われず、内部に、目立たないで存在すること

実際にはアンケートなどでニーズを探ろうとしますが、大体が顕在化したニーズしか掴めません。



ある大手食肉加工メーカーの商品開発のお話です。

「どんなウインナーが欲しいですか?」とアンケートを取ったところ、返ってくる答えが「野菜入りウインナー」だったそうです。しかし、野菜入りウインナーは売れたためしがないそうです。
このようにアンケートでは、顕在化したニーズしか出てこないため、消費者の本心が見えないのです。

説明を求められたとき人は、自分がなぜ買うのか、何が欲しいのか、説明できないのです。



11月18日放送、めざましテレビ(5:25〜8:00)の『ココ調』で「トマト鍋人気」を特集していました。

この冬、最も熱い視線を浴びているのが「トマト鍋」だそうで、その人気の秘密とは一体何なのかを調査していました。その結果…

  「美肌効果」
  「リコピン」
  「〆のおじや」

しかし、この要素を他のモノに応用して売れるモノになるでしょうか?
おそらく売れません。これもアンケートで得た『顕在ニーズ』だからです。

では、『潜在ニーズ』はどこにあるのでしょうか?

番組の中で一人の主婦が「トマト鍋」についてお話していました。

  「トマトのダシがおいしい」
  「冷蔵庫の中のあまりモノが使えて、経済的」
  「簡単にできる」

つまり…

  『おいしく、無駄がなく経済的で、手軽

こちらの方がピン≠ニきました。
おそらくこれがホントの人気の秘密!!
『潜在ニーズ』かもしれません。



これがそうだとすれば…
潜在ニーズ』は、聞く≠ナはなく聴く≠アとで得られるのではないでしょうか。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 00:28| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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