2009年09月28日

正しいデザインのためのチェックリスト

今日は正しいデザインをつくるためのチェックリストをご紹介します。


正しいデザインのためのチェックリスト

1 目的

  □ 社会にとって有益である
  □ 利用者にとって有益である
  □ 機能や内容が既存のものと比べて進化している

2 使い手の想定

  □ デザインの対象(使い手)が明確である
  □ 多様な使い手を想定している
  □ 使い始めから使い終わりまでを想定している

3 素材・技術

  □ 環境や人体に対して有害な素材を用いない
  □ 再利用や再資源化が容易な素材を用いている
  □ 製品の目的や性格に合った技術を用いている
  □ 長く使え、飽きの来ない技術や素材を用いている
  □ 幅広い使い手に適切な価格で提供できる技術や素材を用いている
  □ 環境や人体への負荷が少ない製造技術を用いている
  □ 最小の物的コストで、最大の効果を上げている

4 デザインプロセス

  □ 的確な観察や調査をデザイナー自身が行っている
  □ 試作・検証により問題点を改良している
  □ デザイナーが経営者に正しい判断を下すための情報を提供している
  □ 使い手にモノが正しく伝わるようにデザイナーが最後まで関与している
  □ 発想の転換で問題を解決している
  □ 使用環境の条件や周囲のモノを理解し、うまく活用している

5 外観・構成

  □ 不必要な加飾を行っていない
  □ 素材や製造技術の特性を生かしている
  □ 人間の五感の特性を理解した造形や彩色を施している
  □ 造形そのものが用途や機能を表している

6 流通・コミュニケーション

  □ 流通段階で環境や人体への負荷を低減する工夫を行っている
  □ 分かりやすいマニュアルなどのコミュニケーション手段を用意している

7 地域・文化・伝統

  □ 地域の固有技術や文化、資源を生かし、さらに発展させるデザインを行っている
  □ 製品が製造される地域の文化や伝統を理解してデザインを行っている
  □ 地域のコミュニティーや産業に配慮している

(September 2009 NIKKEI DESIGN より引用)


インハウスデザイナー100人が選ぶ『正しいデザイン』とは。

「角砂糖」
「BRAUN社シェーバー」
「LED電球DL-L60AV(シャープ)」
「アップルの製品群」
「スーパーカブ」

インハウスデザイナー100人が選ぶ『正しいくないデザイン』とは。

「多くの携帯電話」
「横浜市みなとみらい地区」
「エコカー減税」
「エコプロダクト」

(September 2009 NIKKEI DESIGN より)

NIKKEI DESIGN_9.jpg


モノづくりでデザインとなると、

「デザインの先生に任せておけば売れるようになる」
「デザイナーがなんとかする」

といったように、出口の飾り的なものと考え、デザイナーや専門家にお任せしている方が多いのではないでしょうか。
しかし「正しいデザインのためのチェックリスト」を見てみますと、最後の飾り的なところだけがデザインではないことがお分かりできたかと思います。

デザイン自体がモノづくりであり、商品開発なのです。

ということは、このチェックリストで「正しいモノ」「正しい商品」がチェックできるハズですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:58| 秋田 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | デザイン・カラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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