毎日続けている新聞チェックも、いつものペースに戻ってきたところです。
しかし本は…
未読が十数冊あり、こちらはいつものペースに戻っていません。
さて今日のお話は、モノづくりから少し離れて「身だしなみ」についてです。
職場での身だしなみ、男女間で気になるところに違いがあるようです。調査会社のインテージが首都圏の男女891人に聞いた調査ではこんな結果が出たそうです。
男性が「気にして対策をしている」と回答したのは、多い順に鼻毛、寝癖・髪型、ヒゲでした。これに対し、女性にとって男性の気になるところは口臭、体臭、フケの順で多く、男性とのすれ違いが目立ったようです。
男性が気にする3つは鏡で顔を見れば一目瞭然(りょうぜん)で、手入れもしやすい部分です。
一方、口臭や体臭は自分ではなかなか気づきにくいものです。
(2009年8月26日 日経産業新聞より)
お互いに気持ちよく働くためには、仕事と同様に、身だしなみでも見た目以外への気配りが大事ですね。
おそらく体臭に含まれていると思いますが、「生乾き臭」にも注意が必要です。
自分の口臭や体臭を気にしない(気づかない)人は、他人への配慮や気遣いが足りないようです。
それがこの調査結果が示す、男女の「すれ違い」になって表れていると思われます。
ブランドを築く要素に、「香り」、「音」、「形状」の3つがあります。
だからこそ、「臭い」には注意したいですね。
当社ハウスホールド第1研究所と調香技術センターが「部屋干し臭」を分析し、ニオイの正体を解明した結果、中鎖アルデヒド・中鎖アルコール・ケトンなどの「カビ臭いニオイ」のほか、窒素化合物を含む「生臭いニオイ」、酢酸や「足のニオイ」の原因であるイソ吉草酸などの短鎖脂肪酸のニオイ、中鎖脂肪酸※の「独特の酸っぱくて汗っぽいニオイ」であることがわかりました。さらに、中鎖脂肪酸が「部屋干し臭」の最も特徴的な成分であることを突き止めました。
※中鎖脂肪酸: 汗や山羊乳チーズのニオイにも含まれる成分として知られる物質です。
(参考:LIONホームページ)