2009年05月26日

『アサヒ ザ・マスター』本日発売!

アサヒビールからレギュラー価格帯のビール、『アサヒ ザ・マスター』が発売されました。

TheMaster_001.jpg

最近は、各社の定番ビールの多くがやや濃厚な味わいの方へシフトいます。
この濃厚な味わいを構成するコク、苦み、重さ、本格感といった要素は、麦芽100%ビールの特徴にほかなりません。麦芽100%ビールの主戦場は高価格帯で、エビスとプレミアム・モルツの2強が激しく争ってきました。そこへ、レギュラー価格の新・一番搾りとザ・マスターが登場し、ビール4社がしのぎを削る構図になったわけです。

早速、『アサヒ ザ・マスター』と『スーパードライ』を買ってきて、飲み比べをしてみました。

TheMaster_002.jpg

ドイツ伝統“PILS(ピルス)”タイプの『アサヒ ザ・マスター』は、缶に書かれたとおり、「味わい深く、薫り高いビール」に仕上がっていました。定番のスーパードライは喉越しがよく、スッキリとした味わいで、『アサヒ ザ・マスター』の対極にあるビールですね。

日経トレンディ6月号では、これらのビールを「香り」、「苦み」、「コク」、「モルト感」、「泡立ち」の5段階で評価していました。

『アサヒ ザ・マスター』

「香り」  ☆☆☆
「苦み」  ☆☆☆
「コク」  ☆☆☆☆☆
「モルト感」☆☆☆☆☆
「泡立ち」 ☆☆☆

『スーパードライ』

「香り」  ☆
「苦み」  ☆☆
「コク」  ☆
「モルト感」☆
「泡立ち」 ☆☆☆☆☆

(☆:弱い、☆☆☆☆☆:強い)

『アサヒ ザ・マスター』は『スーパードライ』に少ない部分を強調し、『スーパードライ』は『アサヒ ザ・マスター』で強調されている部分を少なくしてスッキリさせています。

『アサヒ ザ・マスター』こそ、広いシェアを勝ち取るためにつくられた最高の姉妹品ですね。


posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 22:10| 秋田 | Comment(0) | TrackBack(0) | 飲みモノ・お酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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