2009年02月03日

男に生きがい 死亡率減

生きがいを感じて暮らしている男性は、
精神的ストレスがあっても脳卒中で亡くなる
リスクが大幅に低い――。

秋田大学が県民を対象にした調査で、こんな傾向が出たそうです。
ストレスは脳卒中などで亡くなるリスクを高めるといわれますが、「生きがい効果」はそのリスクを上回り、リスクを抑えるようです。

その内容は次の通りです。


◆◆◆

文部科学省がかかわる研究班調査の一環。88年に秋田県大森町(現横手市)の40〜74歳の住民を対象に健康状態をチェック。同時に「生きがいをもって生活しているか」「ストレスが多いと思うか」などと質問し、約1600人を03年まで追跡した。男女249人が亡くなった。

生きがいが「非常にある」「ある」と答えた男性355人では58人が死亡。うち4人が脳卒中だった。これに対し「普通」「はっきり言えない」と答えた男性477人では114人が死亡。19人が脳卒中だった。

小泉恵医師(循環器内科)らが、年齢や血圧、喫煙歴などの影響を除いて解析したところ、生きがいがある男性の死亡リスクはそれ以外の男性より38%低かった。脳卒中で亡くなるリスクは72%も低かった。心臓病やがんによる死亡では差がなかった。

生きがいの有無とは別に、ストレスが多いと答えた人が2割ほどいたが、ストレスの影響を考慮しても、死亡リスクを減らす効果があった。

生きがいの有無がなぜ死亡率の差に影響するのか、理由はわかっていない。女性では差がはっきりしなかった。

研究の中心だった本橋豊教授(公衆衛生学)は、自殺率が全国でも高い秋田県で予防事業に携わっている。「『生きがい』を通して自殺を防ごうという取り組みは、結果的に住民の健康水準全体を高めることにつながるかも知れない。都市部でも同じような傾向が出るか確かめたい」という。

(2008年12月11日 朝日新聞より抜粋)

◆◆◆


マッドハカセの知り合いにも、ストレスを抱えながら仕事をこなす反面、会うといつも楽しそうに仕事のお話をする人がいます。その人はいつも寝不足気味で、忙しいときには30分ほどしか睡眠を取らないそうです。

しかし、いつも健康体!

やはり「生きがい」は、さまざまなリスクを軽減する効果があるようですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:58| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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