秋田市にある県立スケートで開催された、
秋田テレビ開局記念企画『日本全国こだわり食の彩典 in あきた』へ行ってきました。
全国から集まったご当地グルメが軒を連ね、大変な賑わいを見せていました。

北海道の海産物屋さんから沖縄の名産品屋さんまで多彩なお店がありましたが、今日はその中でもマッドハカセが注目した「行列のできるお店」をご紹介しようと思います。
一軒目は、長崎県の「
佐世保バーガー」のお店です。
真向かいにも同じ「佐世保バーガー」のお店がありましたが、どちらも行列ができていました。

次はB-1グランプリの覇者、「
富士宮やきそば」です。
通路をふさぐほどのすごい行列でした。

長崎の豚の「
角煮まんじゅう」です。
はじめて食べましたが、トロッとした豚の角煮がまんじゅうの生地とよく合っていました。

沖縄食堂のソーキそばではなく、なぜか「ジャンボタコ焼き」に行列ができていました。

かねすえの「
パイシュー(シュークリーム)」です。
ここもすごい行列でした。

小樽のソフトクリーム屋さんです。
花月堂の小樽ロールも人気でした。

浅草の「
もんじゃころっけ」です。
ベッキーさんも大絶賛というだけあって、パリッ≠ニトロッ≠ニした触感のアンバランスがなんとも言えない一品でした。

最も人気を博していたのが、ここかもしれません。
「つんく♂秘伝レシピのお好み焼き」の、
かりふわ堂です。
最終日の24日は、15時で売り切れになっていました。

ダットグルメの「
手羽揚げ」は、秘伝のたれがとてもおいしそうでした。
ここも行列ができていて、とても活気がありました。
岩瀬牧場のソフトクリームです。
ソフトクリームは、どこも人気でした。

「行列のできるお店」の最後は、6軒のラーメン店です。
人気の順は、「復刻版米澤ラーメン山亀本店」、「博多ラーメン本舗」、「俺のラーメン」、「ラーメンの道『柊』」、「梅光軒」、「札幌ラーメン横丁 特一冨屋」でした。

こうして「行列のできるお店」を見てみますと、いくつかの法則が見えてきます。
「佐世保バーガー」や「富士宮やきそば」は各メディアに登場し、よく目にする商品ですね。
つまり、広報・広告戦略で人気を集めているのです。同じような効果で人気を博していたのが、「つんく♂秘伝レシピのお好み焼き」です。つんく♂さんを日本人で知らない人はいない…と言っていいほど有名な音楽プロデューサーですから、つんく♂さんプロデュースというだけで商品の認知度は急上昇するのです。
さて、「角煮まんじゅう」と「もんじゃころっけ」はどうでしょうか?
これは食べなくても、「見て」、「想像した」だけで、おいしい≠ニわかる商品ですね。ただし、おいしい≠ニわかる商品でも行列ができていない商品もありました。その違いはなんでしょうか?
おそらく「角煮まんじゅう」や「もんじゃころっけ」は、消費者が想像していなかった新しい食べ方∞新しい形態≠ナ、しかも一目でおいしい≠ニわかる商品ですから、興味本位で並んででも食べたくなるのでしょう。
スイーツ類はふわふわ∞とろとろ≠フ触感に、上手い魅せ方≠ェ、人気を呼ぶための秘訣のようですね。
◆ご当地グルメ 売れる法則◆
その1 やきそばなど全国にある商品は、広報・広告に力を入れること
(どうやって知ってもらうかが重要)
その2 新しい食べ方の新商品は、おいしい≠ニわかるモノをつくる
(食べておいしいではなく、見て想像しておいしいもの)
その3 スイーツは柔らかさ≠ニ魅せ方
(やさしい、かわいらしい、をつくる)といったところでしょうか。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 22:17| 秋田 ☔|
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