2009年01月31日

萌えレトルトカレー

羽後町のJAうごは町肥育牛組合と合同で、パッケージに美少女イラストを使ったレトルトパックの「羽後牛カレー」を製作しました。同町産黒毛和牛をふんだんに使用しているのが特徴のようです。JAのホームページで予約を受け付けしており、来月2日から発売します。

パッケージのイラストは西馬音内盆踊りの端縫い衣装を着た美少女で、以前発売した米袋と同様、イラストレーターの西又葵さんが描いています。

ugocurry_001.JPG

羽後牛は主に関東地方に出荷されていますが、不況による買い控えで、昨年秋からの販売状況は厳しいようです。同JA営農販売課は「羽後牛の味を全国的に知ってもらうきっかけにしたい。この商品が販売促進につながれば」と期待をよせています。

一箱二パック入りで1764円(税込み)。
問い合わせは同JA営農販売課 0183・62・1120

(2009年1月30日 秋田さきがけより)


マッドハカセ、この羽後牛を食べたことはありませんし、知りませんでした。

昨年秋からの販売状況が厳しかったそうですが、羽後牛のブランド価値と秋田での認知度からするとやむを得ないかと思います。レトルトカレーの価格から推測すると羽後牛は高級牛の一つで、高く売れる関東地方を当初から狙って生産していたのでしょうか?

秋田でのストーリー性をうまく構築していなかったせいか、不況に弱いブランド牛であるような感じを受けました。しかし、西又さんのイラストを起用したレトルトカレーで知名度をあげることで、羽後牛の名前は知られるようになると思います。

ここで重要なのは、レトルトカレーを手にする消費者と羽後牛を食べる(食べていた)消費者が、同じカテゴリーに属するのか?ということです。

羽後牛を食べてくれるお客さんがどこにいるのか

羽後牛を食べてくれるだろうお客さんがどこにいるのか

それを知った上で販売戦略を立てると、レトルトカレーの効果が期待できると思われます。
このレトルトカレーを機に羽後牛の知名度が上がって、全国に売れてくれるといいですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:57| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月28日

若者のクルマ離れ、その本質は「購買力」の欠如≠ゥ?

経済ジャーナリストの池原照雄さんが、2009年1月14日付の「日経ビジネス ON LINE」で、次の記事を書かれていました。

若者のクルマ離れ、その本質は「購買力」の欠如

内容はこうです。


◆◆◆

「クルマ離れ」については、若者の消費の多様化や、魅力的なクルマの不在といったことが指摘されてきた。だが、昨今の雇用情勢の悪化を見ると、実は「購買力」が大きな問題であることが浮き彫りになる。「クルマなんてとても手が届かない」という若者が増えているのだ。

国税庁と総務省の統計を基に、20〜24歳の給与所得者数と人口の推移を表にまとめた。…その数は1995年にピークとなり、以降2006年まで一貫して減少した。この世代の人口の推移も給与所得者数とほぼ同じ傾向で減少しているので当然といえば当然。ただし、人口に占める給与所得者数の比率は1985年当時から10ポイント以上も落ち込んでいるのだ。

こうした将来の安定が見通せない若年層にクルマへの購入意欲を期待する方が無理だ。「クルマ離れ」には当事者の自発的な意味合いがあるが、そうではなく、無理やり引き離されたというのが実情だろう。

(2009年1月14日 日経ビジネス ON LINE より引用)

◆◆◆


マッドハカセもそう思います。

若者のクルマ離れは「魅力ある商品や使い方を提供しきれていないからだ」などと言われていますが、周囲の声を聞くと違うような気がします。

「お金に余裕がないから買えない」と…

さて、池原照雄さんのこの記事は反響を呼び、読者の方々から100件近いコメントを頂いたそうです。その中には、20〜24歳の年齢層で「1年を通じて勤務した給与所得者数」の比率が年々低下しているということに対し、進学率の上昇を考慮していない、という指摘もあったようです。

指摘されたポイントの要約はこうです。


◆◆◆

(1)魅力のない商品
 ・販売量の減少を理由に、大手ですら「走り」を追求したモデルから撤退するなどメーカー自身が若年層ユーザーの育成を怠った
 ・打って出るという市場提案型のクルマが少なくなった
 
(2)社会や需要の構造的問題
 ・少子高齢化で市場縮小は必然
 ・保有台数は減少局面にあり、すでに飽和状態に達したので市場縮小は不自然でない

(3)ライフスタイルや価値観の変化
 ・クルマより他の消費財やサービスに使いたい
 ・親世代が子供をドライブに連れて行くなど使い方の魅力を伝えなかった
 ・異性をデートに誘うためのツールとはなり得なくなった
 ・お金に余裕があっても高いクルマには乗りたくない(環境性能などで選択)
 
(4)コストがかかり過ぎ
 ・税金や駐車場代など維持費が高く、費用対効果からクルマは不要
 ・大都市圏では公共交通手段で十分
 ・クルマが必要な地方では多くの若者が軽自動車の中古車を選択する
 ・初期費用を節約するためクルマはできるだけ長く乗りたい

(2009年1月28日 日経ビジネス ON LINE より引用)

◆◆◆


なるほどですが…

2009年1月号の日経消費ウオッチャーに「平成成人」解剖調査≠ニ題して、今年20歳になる平成元年(1989年)に生まれ成人の実像を様々な面から調査したデータが載っていました。その中の「持っていないが欲しいもの」を見てみますと、全体の首位は乗用車が33.5%でトップなのです。

「欲しい」という需要がありながら、クルマは売れない…

そこには、「買えない」という本音が見えていますね。
やはり根っこには「購買力」の欠如≠ェあるようです。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:29| 秋田 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月26日

「女性をターゲットに!」をデータで検証

以前もお話しましたが、モノを売るときに 「女性をターゲットに!」 ということをよく聞きます。
マーケッターの松本朋子さんは、『買わせる技術』の中で男脳≠ニ女脳≠ニいう視点からこのことを説明されていました。



今日は 「女性をターゲットに!」 を、あるデータを通して見てみます。

大手広告代理店の博報堂は、月ごとの「消費意欲指数」を月に1回発表しています。
これは先月末時点で、博報堂生活総合研究所の調査パネルである一般生活者419名に対して「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100とすると、あなたの今月の消費意欲は何点くらいでしょうか?」と質問した結果が、その月の「消費意欲指数」になります。

下に示したグラフは、全体の「消費意欲指数」です。
今月は先月から3.8ポイント減少して、51.6点でした。1月としては過去最低だそうです。

hakuhodo_syouhi_001.jpg (博報堂 2009年1月の「消費意欲指数」レポートより引用)

さて、これを男女別に分けたグラフでみてみましょう。

hakuhodo_syouhi_002.jpg (博報堂 2009年1月の「消費意欲指数」レポートより引用)

一目瞭然ですが、男性より女性の方が「消費意欲指数」が高いのです。
つまり、女性の方がよりモノを買おうとしているのです。

女性は、「子供のため…」とか、「旦那のため…」とか、「家族のため…」といったように、自分以外の人のモノを買おうとする行動が見られます。これは、子供を育てるという母性本能がそうさせていると言われています。

男性にはないコトですね。

一方で男性には、「自分カッコよく」とか、「自分強く」とか、「自分楽しく」といったような消費行動がみられます。だから、景気が後退すると男性の消費が真っ先に低迷するようです。

マットハカセは、女性型の消費を 『に¥チ費』 、男性型の消費を 『が¥チ費』 と勝手に呼んでいます。

景気低迷の中、 『に¥チ費』 を誘う仕掛け≠ニ仕立て≠ェモノ作りに必要ですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:38| 秋田 🌀| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

コーヒーは自宅党

くつろぎの一杯は自宅で――。

カフェや喫茶店ではなく、家庭でコーヒーを楽しむ消費者が増えているそうです。「ブルーマウンテン」など知名度が高いコーヒー豆がこだわり派の支持を集めているほか、ドリップタイプやインスタントなどの手軽なコーヒーも売り上げを伸ばしているようです。

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景気後退に伴って街中のコーヒーチェーンは苦戦。懐事情を気にかける消費者は急速に「うちカフェ」にシフトしています。

(2009年1月24日 日本経済新聞より)


おうち消費はコーヒーに限ったことではありませんね。
外食をはじめ、フィットネスやショッピングまでも「おうち消費」の傾向にあるのです。

ここで特徴的なのは、節約しながらこだわりを持っていることです。
「ブルーマウンテン」などの豆は100gで2000円もしますが、これが売れているのです。
単に安くあげるのではなく、「何か」を求めているのです。

これは「自己実現」を求める成熟社会が、景気後退の状態にあるときに見られる特徴的な消費行動だと、マッドハカセは思っています。一度、上流の消費を経験すると後戻りできないのですが、それでも節約しなくてはならないときに、苦肉の策として編み出した消費行動ですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:38| 秋田 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲みモノ・お酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月24日

メタボ対策市場は今年も成長するか?

講演などに出向き、最近何かと忙しいマッドハカセです。
「貧乏暇なし」という言葉を身にしみている今日この頃です。

さて今日のお話は、「メタボ対策市場」についてです。

景気悪化が叫ばれる中、メタボ市場は消費者の健康志向にマッチして成長を続けています。2008年のメタボ対策商品・サービスの市場規模は、前年比18.7%増の1兆6613億円に達する見通しです。(民間マーケティング会社の富士経済調べ)そのうち約88%を食品が占めています。

metabosyouhin_001.jpg (日経ビジネスアソシエ 2009 02/03より引用)

とはいっても、今後は競争が一段と激しくなりそうです。以前見たデータによりますと販売数は順調に伸びていましたが、売上高が比例して伸びていないのです。売上高が飽和しているように見えるのです。

つまりこれは、メタボ対策製品が価格競争の状態にあることを意味しています。メタボ対策の機能性は、もはや付加価値ではなくなっているのかもしれません。マズローの欲求段階説によりますと、機能性は下から2段目の「安全への欲求」ですから、成熟社会にある日本では価値として低く、価格も安く求められることが予測されます。

mazuro_File0002.jpg

新商品やサービスにどのような付加価値を加えるべきか、さらなるアイデアが求められることでしょう。

今のモノづくりは「機能性」に気を取られ、本当の付加価値に盲目になってしまう危険性をはらんでいます。
気をつけましょう!
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:58| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 食べモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

手作りのお菓子は嫌!?

手作りのお菓子を嫌がる人が多いのだそうです。

手作り歓迎派は3割強と思いのほか少なく、敬遠派からは「褒めなきゃいけないから面倒」「衛生面が不安」などの声があるようです。

「手作り」が必ずしも喜ばれる時代ではなくなってきていることがうかがえます。

博報堂生活総合研究所所長の嶋本さんは「食への不安の高まりが、身近な人の手作り品にまで及び、過剰な自己防衛、疑心暗鬼になっているのではないか。また、社会全体のぎすぎすした雰囲気が、手作り品を受け入れる柔和な雰囲気や余裕を失わせているように思う」と指摘しています。

(2009年1月18日 読売新聞より)


マットハカセは、手作りのお菓子の方が好きです。
なぜかというと、作り手の思いと気持ちが入った唯一無二のモノだからです。
その価値を感じ取れない、読み取れない…
なんだか、さみしいですね。
ラベル:手作り お菓子
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:35| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

うまいもん、秋田を斬る

地域に埋もれた特産品を発掘し、全国区に育て上げる食のプロデューサー、ネット通販会『食文化』社長 萩原章史さんの記事が「日経MJ」に載っていました。

その中で、萩原さんの秋田でのプロデュース活動について書かれていましたので、引用してご紹介しましょう。


◆◆◆

生産者の「商売感覚」なお低く

「なんで早く送っちゃったの」。昨年十二月二十九日、萩原は電話越しに秋田のかも鍋生産者をたしなめた。かも鍋は大みそかと元旦の配達日指定商品だが、二十八日に出荷したことがわかりあわてて回収を指示した。困惑する萩原に、生産者は悪びれた様子もない。「暮はうちのとこで忙しいんだ。寒いとこに置いとけば悪くならねぇ」

「東京で仕事していれば当り前のことが、ことごとく通用しない。言った、聞いてないの行き違いは日常茶飯事」で、過去には突然、取引をやめられたケースもあった。萩原はその根底に長年にわたる補助金行政の弊害があると見る。第一次産業従事者のほとんどが六十代以上の高齢者。会社勤めの経験がないので交渉や契約ごとの認識が薄い上に「お上や組合頼みが常態化していて自らリスクを取らない。加えて頑固だし」。

過去に別の産直サイトから取引を切られた生産者や、魅力的な食材でありながら域外の事業者と取引のない人たちとも付き合う。「その理由がよくわかる。通常のビジネス以外の負担が大きいので、生半可な気持ちではやれない」と話す。

「かも鍋事件」は特異な例ではなく、ほとんどの商品に笑うに笑えないエピソードがある。だからこそ、萩原は何度も会って商売のルールを言い含める。高齢者相手なので、急に体調を崩して出荷不能になるリスクも想定して動く。

萩原は昨年一月から秋田県の「食彩秋田推進チーム」と県産品の全国展開を手掛けている。かつてジュンサイの通販で実績を買われたのだが、萩原がまず行ったのは依頼主である県の意識改革だ。

県職員と知事を招いて試食会を開催。全国から最高レベルの食材を取り寄せ、萩原自らが調理し、地元産のものと比較させた。「おらが村が一番という思い込みを改めてもらい、本当に県外に売るべきもの、売れるものを知ってもらった」

ふるいにかけた結果、昨年全国発信できたのは、ハタハタ、漬物のいぶりがっこ、男鹿半島沖で取れる紅ズワイガニなど百七十四点。いずれも県外の人にはほとんどなじみがない。萩原は他の食材と同様に、サイトで生産者や飼育・栽培方法、食材のルーツなど商品に物語性を持たせ、大半を予定数量以上売った。

「地産地消と言われるが、地方には当てはまらない」と萩原。人口減と高齢化に直面する地方産地が、地元だけを相手に商売していたらじり貧になる。「好奇心旺盛で所得水準の高い都市住民を相手に商売してこそ、地方の未来がある」。八年間無休で走り続けた萩原の挑戦は続く。

(2009年1月14日 日経MJより引用)

◆◆◆


厳しいお言葉ですが、これが現状で、秋田のモノが売れない 「原因」 だと思います。

日銀は、輸出悪化による雇用不安で、地域経済に悪循環が生じていると報告しています。(2009年1月17日 読売新聞)しかし、日本経済を立て直すには、地域経済の向上が不可欠なのです。そのためには萩原さんのような方が地方に必要だと、マッドハカセは思います。

秋田をズバッと斬っていて、賛否はあると思いますが、とても大切な視点ですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:59| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月15日

バレンタインデー、女性に逆チョコ送って

バレンタインデーが少し変わりそうです。

バレンタインデーには男性もチョコレートを贈って――。

森永製菓はパッケージのデザインを反転させたチョコを13日に発売しました。「小枝」など主力ブランドが対象だそうで、商品のロゴまで逆さにしています。男性の遊び心をくすぐり、新たな需要を掘り起こす狙いだそうです。

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「ダース」「カレ・ド・ショコラ」を加えた3ブランドで、パッケージの絵柄の左右を反転させました。普通の文字で「今年は逆チョコ」というメッセージも入れています。中身と価格は通常と同じで、バレンタインの2月中旬まで限定発売するそうです。

逆を強調することで、女性が送るのが通例のバレンタインに男性が恥ずかしさを感じず贈れるようにするのが狙いです。同社が昨年12月に10-50代の男性を調査したところ、73%がバレンタインに女性にチョコを贈っても「よい」と答えたそうです。

(2008年1月13日 日経産業新聞より)


これは、無意識のニーズを掘り当てた商品開発ですね。
「バレンタインデーに、男性もプレゼントしてもいいよね」
という『ニーズ』をうまく商品に表しています。

モノがうまく売れないこの時期に、有効な手段ですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:39| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

『SUPERMARKET FANTASY』を買いに

先日ミスチルのCDを買いに、TOWER RECORDSへ行ってきました。

買ってきたCDはこれです。

mrchildren_001.jpg

Mr.Children の 最新アルバム『SUPERMARKET FANTASY』です。

このデザインを手がけたのは、今注目のアートディレクター 森本千絵さんです。森本さんは、「現代に生きるからこそ明るく、身近なことに誠実に対峙したい」 という思いを込めたそうです。

マッドハカセが好きな、カラフルなアートワークです。
うれしくなるデザインですね。

このCDを手に入れたこと以外に、もう一つうれしいことがありました。

TOWER RECORDS の店員さんがこのCDを袋に入れたときに、中身が飛び出ないよう取っ手部分にテープをしてくれます。そのときの、ちょっとした工夫がうれしかったのです。

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お分かりでしょうか?

剥し易いよう、テープの先をちょっとだけ折ってあったのです。
うれしい心づかいですね。

お客様の心に届く、何気ないサービス。
これがビジネスの原点ですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:40| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

ナマハゲではなく、アマノハギ

にかほ市象潟町の小滝地区で10日夜、子どもの成長を願う小正月行事 「アマノハギ」 が行われました。地元の若者2人が鬼の面をかぶって地区内の家々を回り、小さな子どもたちを戒めました。

アマノハギの起源は不明ですが、面は1659(万治2)年に作り替えられたとされる小滝番楽のものを使用しているそうです。ケラを身に着け、「しゃぐま」 と呼ばれる毛をかぶり、まさかりを持っています。

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この日、アマノハギは家々に入り込み、「ウオー」 と声を荒げながら、子どものところへ突進します。

「悪りごどさねがー」
「親の言うごど聞ぐがー」

と迫ると、子どもは親にしがみつくなどして泣け叫び、

「悪いことはしません」
「(親の)言うこと聞きます」

などと答えたそうです。

アマノハギ行事は、12日に同市象潟町の石名坂地区でも行われました。

(2009年1月12日 秋田さきがけより)


ナマハゲ行事とほぼ同じですが、風貌は少し違いますね。
1659年に作り替えられたとされる面を使っていますから、かなり歴史の古い伝統行事です。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 21:50| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝統モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月11日

不況の時は、神頼みビジネス

今年は、マッドハカセも初詣へ行ってきました。
驚いたことに、この不況にもかかわらず、お守りが売れているのです。
少しいいお守りですと、1個1000円以上もするのですが…
どうしてでしょうか?


読売新聞が連載している本よみうり堂≠フ中で、エリエス・ブック・コンサルティングの土井英司さんは、こんなお話を書いていました。

◆◆◆

最近聞いた話で印象的だったのは、岐阜県にある、株式会社片桐園芸の代表取締役、片桐建二氏のお話。氏によると、今年は不況だから門松を置く、という方が多かったらしく、前年比1.5倍の受注があった。しかも、そのうちほとんどは、3万5千円〜4万円の高価な門松だという。
そう言われてみれば、初詣で訪れた神社では、一番高い鏑矢が真っ先に売り切れていた。不安になればなったで不安解消ビジネスが流行る。誠にビジネスのアイデアは尽きないものだ。

(2009年1月11日 読売新聞より抜粋)

◆◆◆

一方で、こんな記事を見つけました。

『おみくじ「信じる」 社会不安が影響?』

博報堂生活総合研究所が2年ごとに約3千人を対象に行っている「生活定点調査」によりますと、「占い・おみくじを信じる」と答えた人は96年の22.4%だったのが、08年は27.9%に増えているのだそうです。

同研究所の関沢英彦さんは「社会的な不安の高まりが影響しているのではないか」と指摘しています。同じ調査で「世の中に気がかりなことや不安なことが多い」と答えた人は96年の61.2%から08年は72.4%と大幅に増加しています。

08年の結果を性別や年代別にみると、男女とも若い世代ほど占い・おみくじを信じる人の率が高く、女性が圧倒的に高いのです。ところが、同じ「信じる」でも「宗教」は逆に年配者ほど高くなり、男女差は占い・おみくじほどではないようです。

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(2009年1月11日 朝日新聞 be on Sunday より)


不況になると神頼みやおみくじを信じる人が増え、不安解消ビジネスが流行るのですね。
これも一種の癒しですから、リラクゼーションを不安解消に合わせるのもいいかもしれません。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:57| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月10日

「不快な発明」カラオケ1位

8日月英紙インディペンデントは、英国人を対象にした調査で 「最も重要と思いつつも最も不快に感じる発明品」 として、日本発祥のカラオケが携帯電話などを抑えて1位となりました。

調査は英政府が2500人以上の大人を対象に実施したそうです。

「最も重要と思いつつも最も不快に感じる発明品」

・カラオケ (22%)

・24時間スポーツチャンネル (17%)

・ゲーム機 (12%)

・携帯電話 (11%)


英国では、日本のように防音設備の整った個室型のカラオケボックスがまだあまり広まっていないようです。多くの人が飲酒するパブにカラオケが置かれていることが多く、音痴の人や酔っぱらいの歌声が騒音#害を招いているといいます。

(2009年1月10日 秋田さきがけより)


カラオケ≠ヘ広まったのですが、付属のボックス≠ヘ広まらなかったのですね。
日本でもボックス≠ェなかったら、「不快な発明」として取り上げられるかもしれません。

ソムリエのいるレストランで食事をしているときに、カラオケを歌うおじさんの声が聞こえてきたら… 
やはり嫌ですね。

ブランドを構築する要素に、香り、形状、音があると言われています。
イギリスのパブ や ソムリエのいるレストランの持つある種のブランドが、それを構築する要素の 「音」 によって崩されています。これに、大きな拒否反応があったのかもしれませんね。

軽自動車のホイールを履いたフェラーリ と 普通の軽自動車、どちらでデートへ行きますか?

アンバランスには、大きな拒否反応があるのです。
いくらいいモノでも、アンバランスはよくありません。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 22:17| 秋田 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

今年の成人は…

平成元年生まれの若者が使っている携帯電話の首位はau(KDDI)、



好きなコンビニエンスストアはファミリーマートだそうです。

日経産業地域研究所が今年20歳になる全国の「平成成人」1000人の消費動向を調査した結果、市場全体とは異なるブランド選びの傾向が浮き彫りになりました。

・使用している携帯電話

 au(KDDI) 38% (市場全体 28%)
 NTTドコモ 37% (市場全体 50%)

・大手コンビニの高感度

 ファミリーマート 77%
 セブンイレブン 76%

KDDIは平成成人が10代前半だった時期に学生割引や「着うた」を導入した効果を、ファミマはファーストフードの充実などを高支持の理由に挙げたそうです。

(2009年1月9日 日本経済新聞より)


各社は、若者市場が見えずに迷走しているようです。
キリンビールは若者にターゲットを絞った商品開発をしているようですが、若者のデーリー需要を掘り起こせなかったみたいです。

若者の需要にこたえる商品を開発するには、綿密な市場調査が必要みたいですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:57| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月08日

音楽うるさいほどビール進む

真冬ですが、今日はビールのお話です。


フランス・南ブルターニュ大などのチームがバーで実験した結果、酒場の音楽の音量が大きいほど、客が飲むビールの量が増えることがわかったそうです。

土曜日の夜、フランス西部にある若者に人気のバー2店で、店内の音量を「普通」と「かなりうるさい」のどちらかにして客の行動を観察しました。そして、生ビール(250_g)を飲むのにかかる時間や注文数などを調べたのです。

この実験を繰り返し、18〜25歳の男性計40人のデータを分析したところ、音量が「普通」の場合、客はビール1杯を14.51分かけて飲み、帰るまでに2.6杯を注文していたそうです。「かなりうるさい」では1杯にかかる時間が11.45分と短くなり、注文数が3.4杯に増えていたそうです。

研究チームは、音楽の音量が大きいと「客が目覚めた状態になる」か「他の客と話をしにくくなる」ことが、酒量が増える現象の背景ではないかとみています。

(2008年7月23日 朝日新聞より)


おしゃべり主体の飲み会の翌日、喉はガラガラですが、お酒は残っていないことが多いです。
一方で、カラオケなどで盛り上がった飲み会の翌日は、必ずと言っていいほど、二日酔いになっています…
(マッドハカセの場合です)

これは音量が大きいことで、酒量が増えていたからなんですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:57| 秋田 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

「資料」 と 「インテリジェンス」

以前、読売新聞の 「本よみうり堂」 に掲載されたお話です。

ジャーナリストで漫画家の 三神 万里子さんは、松村つとむ著 『オペレーショナル・インテリジェンス 意思決定のための作戦情報理論』 を紹介していました。本の紹介の中で、 「資料」 と 「インテリジェンス」 について取り上げていました。

◆◆◆

目的が曖昧なまま雑多にかき集めた情報は 「資料」 でしかない。評価し処理して初めて、意思決定の確度を上げる 「インテリジェンス」 になるが、これも適切に使用しなければ結果につながらない。そして最前線の情勢ほど、他人の解釈を介すべきではないという。

(2008年4月13日 読売新聞より抜粋)

◆◆◆




マッドハカセも新聞の情報を集める時に、このことに注意をしています。
いくつかの新聞から似たような情報を集め、これを1つの情報としてます。
これが 「インテリジェンス」 になるのですね。

「情報」 「情報」 …  評価  処理  「インテリジェンス」

まだこの本を読んでいませんが、情報のクオリティーを上げるためには読んでおきたい1冊ですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:59| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

伊勢丹10%、しまむら7.7%減…

大手百貨店や衣料専門店の販売不振が深刻になってきています。

5日まとまった2008年12月の売上速報は、伊勢丹が前年同月比10.0%減、婦人服のしまむらも7.7%減と昨年9-11月より落ち込み幅が大きくなったそうです。百貨店にとって12月は通常の月の1.4倍を売る書き入れ時だけに、業績の下方修正に追い込まれる企業も出てきそうです。

2008年12月の主な百貨店と
衣料専門店の売り上げ高増減率

[前年同月比、単位%、▲マイナス]

〈百貨店〉
松坂屋   ▲13.7
高島屋   ▲10.2
伊勢丹   ▲10.0
三越    ▲9.9
大丸    ▲9.0

〈衣料専門店〉
ユニクロ        10.3
西松屋チェーン  ▲6.3
ポイント       ▲7.6
しまむら      ▲7.7
ライトオン     ▲8.7
マックハウス   ▲12.0
ジーンズメイト  ▲14.8
ハニーズ     ▲19.9

大手小売りが軒並み苦戦するなか、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの独り勝ちが続いています。2008年12月の国内既存店売上高は前年同月比10.3%増です。発熱保温肌着「ヒートテック」が多くの店で品切れとなり、売上高がもっと伸びていた可能性が高いそうです。

12月は客数が9.8%伸び、客単価は0.4%増えたようです。高級ダウンジャケットに加えフリース素材の部屋着も好調で、リーマンショック後の9-12月合計で既存売上高は15.2%伸びており好調ぶりが際立っています。

(2009年1月6日 日本経済新聞より)


衣料専門店の勝ち組として「ユニクロ」と「しまむら」が比較されていたのは、つい最近のことでした。
リーマンショック以降、「ユニクロ」が増益、「しまむら」減益となった背景に、どのような違いがあるのでしょうか?

しまむらの社長 野中正人氏は、2008年12月13日付の日本経済新聞のインタビューに対し、このことについて次のように説明していました。

「同業者の目から見ても商品の内容や販促の方法で確かに『ユニクロ』は優れている点が多い。ただ、高機能で低単価な単品商品で勝負する『ユニクロ』に対し、『しまむら』は安く調達して安く販売するという流通の技術とバラエティーに富んだ品ぞろえが強み。『どれだけいい商品を安く提供できるか』という目指す頂点は同じだが、登り方は異なる」

確かにユニクロは、商品の内容や販促の方法が優れていますね。
それを成功させたのは 『ブランド戦略』 だと、マッドハカセは考えています。

単に安いだけですと、衣料品はすぐに買い控えられてしまいます。
しかし、おしゃれを経験した人は、家計が苦しくなってもラチェット効果(ある水準に達したら後戻りできないこと)で、おしゃれを続けようとします。そんなとき、低価格でありながらおしゃれができて、カジュアルな衣料品が求められますね。そこをうまく打ち出せたのが、ユニクロの 『ブランド戦略』 ではないでしょうか。


ユニクロの 『ブランド戦略』 の原点は、ここにあるとマッドハカセは考えています。



お客さまと約束を守り、関係をつくること!
これこそが 『ブランドの原点』 です。

このCMは少々下品ですが…
それをうまく表現していますね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:52| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

初売りは、意外なモノがヒット

2009年の初売り商戦は、景気後退色が強まる中、消費者の生活防衛意識が浮き彫りになったようです。

fukubukuro_001.jpg

東京・池袋の西武百貨店では約1100種類の福袋を用意しましたが、意外なヒットになったのが 「野菜詰め放題」 です。野菜約10`が入るエコバックにニンジン、ジャガイモ、タマネギを山盛りに詰め、メロン1個のおまけ付きで2009円です。初売り初日の2日午前中に完売したそうです。

大丸東京店では、缶詰や菓子など日持ちのする 食料品を詰めた福袋 を1000円で発売し、1000個が約1時間で売り切れたそうです。

食料品以外でも消費者の実用志向は強く、売れ筋は靴下やタオルなど日用品に集中したようです。

そごう横浜店では、通常値引きしない 化粧品の福袋 が完売。
イトーヨーカ堂では、肌着や子供服など 実用の衣料 が好調だったそうです。

しかし、初売り全体の売り上げは百貨店、スーパーともに伸び悩んだようです。

(2009年1月5日 読売新聞より)


生活防衛意識が高まっていますね…

マッドハカセも福袋を買いに行こうと考えていましたが、なんとなくやめてしまいました。
さらなる生活防衛をしてます…
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:55| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

携帯電話がアルコール量検知!?

年末・年始は、飲酒の機会が増えますね。
飲酒に関するおもしろい広告の記事を見つけましたので、ご紹介しましょう。


カナダ西海岸のバーなど350店を対象に「キー・プリーズ(鍵を下さい)」というキャンペーンが実施されました。

店内のトイレのポスターに以下の言葉を表示するのだそうです。

「酔っぱらったかなと思ったら、下記の番号に電話して5秒間、息を受話器に吹き込んで下さい。最近の電話にはアルコール量を測る機械が内装されています。あなたが、運転ができないほど酔っぱらっているかどうかを教えてくれます」

何人かは受話器に酒臭い息をかけるそうです。

keitai_alc_001

すると電話の向こうから、

「メッセージを信じたあなたは、酔っぱらっている証拠。弊社ハイヤーで帰宅して下さい」

との声が流れるのだそうです。

実はハイヤー会社の顧客獲得作戦なのです。
「大半の人は笑い出すか、ハイヤー会社に車を頼む」と、企画した広告会社リシンクのコピーライター、ジェイソン・パーデュー氏は話しています。

だまされて怒り出した人はいないそうです。

(2008年12月26日 日経MJより)


マッドハカセも息を吹きかけ、そこのハイヤーを頼んでしまうでしょう。
インパクトのある広告ですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 23:59| 秋田 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

なまはげがやってきた!

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年末の大晦日に、秋田県男鹿市では、なまはげが家々を回っていました。
マットハカセも、年越しに飲むお酒を買いに行ったときに、道端でなまはげに出会いました。

なまはげは通常、4〜5人で回っています。
3人がなまはげの格好していて、後の2人は「先立ち」という役目を担っているのです。

「先立ち」は普段着姿で、なまはげが家へ入る許可をもらいに先に入ります。
なまはげは3人いますが、おそらく2人で家へ入って行き、1人は順繰りに交代するためにいるのでしょう。

なまはげは家に入ると、大声を出し、子供達や新妻を戒め、悪霊を追い払います。

最後は、御神酒やおさい銭などを貰って帰って行きます。

namahagesake_001 (面を少し上げ、御神酒を頂く“なまはげ”)

なまはげの来た家は、翌年一年間を病気や怪我など無く、無事に過ごせると言われています。

今年もよい年になりそうですね。
posted by 田舎のマッドサイエンティスト at 22:40| 秋田 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 伝統モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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